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子宮内膜症・子宮筋腫

子宮内膜症 10人に1人

子宮■月経時にいっせいに出血する
(月経以外の時は炎症、吸収、癒着)

■子宮腺筋症
卵巣チョコレートのう胞
卵管や腸との癒着、硬結、圧痛
子宮の内側は子宮内膜という組織に覆われています。

子宮内膜の厚さは女性ホルモンの影響を受けて周期的に変化し、1ヶ月に1回厚くなったものがはがれ落ちる現象が生理です。

本来、子宮の内側にあるべき子宮内膜が、子宮の外(腹膜・卵巣・卵管・腸など)に存在し、生理のように出血を繰り返すことで子宮とその周辺の癒着を引き起こし、生理痛や過多月経・不正出血・性交時痛など様々な症状を現すのが子宮内膜症です。
子宮内膜症のおこる原因については現在までのところ明らかになっていませんが、女性ホルモンが影響を及ぼしていると考えられています。

子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)3人に1人

■粘膜下筋腫、筋層内筋腫で月経痛、過多月経
■子宮内膜症、子宮腺筋賞との合併

子宮筋腫とは、女性ホルモンの影響を受け、主に子宮の筋肉組織の中、子宮の内側、子宮の外側にできる良性疾患であり女性の25%の割合で発生する疾患です。
そのうち悪性化するのは0.5%以下と極めて稀ではありますが、30代~40代に好発すると言われています。

子宮筋腫は良性の腫瘍であり命に関わるような悪性のものではありません。筋腫の大きさやできる場所によっては生理痛や過多月経・おりものの増加・不妊症の原因になることがあります。
筋腫のある方すべてに治療が必要というわけではありません。

子宮がん

子宮は女性の身体を維持するのに欠かせない器官のひとつ。子供を宿すのはもちろん、生理によって正常なホルモンのサイクルを保つための重要な器官です。

子宮は子宮頸部と子宮体部に分かれていて、がん発生の原因も治療も異なってきます。
比較的若い女性に多いのが子宮頸がん。年配の方に多いのが子宮体がんといわれています。

日本では乳がんに次いで多いのが子宮頸がんです。他の器官のがん発生年齢が50代なかば以上が多いのにくらべ、子宮頸部のがんは40代の発生率が高いのが特徴です。

子宮がんの生存率は乳がんに比べてまだそれほど高くはありません。これは子宮がんの検診・検査の制度が整っているわりに、まだ一般に認知されていないことが問題のようです。

卵巣がん

初期にはほとんど症状はありません。
卵巣がんには、転移しにくいがんと転移しやすいがんがあります。転移しにくい卵巣がんは、がんができてから長期間卵巣内にとどまって発育しますから、腫瘍がまだ大きくないうちは、検診などで婦人科の診察を受けた時に偶然発見されることもあります。
ナンテン
腫瘍が大きくなると下腹部にしこりが触れたり、圧迫感があったり、あるいは膀胱が圧迫されて尿が近くなるなどの症状で婦人科を受診することになります。

転移しやすいがんの場合は、腫瘍が卵巣内であまり大きくならないうちに転移してしまうため、腹水のために腹部全体が大きくなるとか、胸水がたまって息切れがするなど、転移による症状ではじめて異常を自覚することが少なくありません。

子宮内膜症の治療

18歳から発症している一生続く病気で不妊症の原因となる

治療方法
腹腔鏡開腹手術:へその近くに小さな穴をあけ、そこから器具を挿し込んで子宮内膜症の症状を見ます。小さい子宮内膜はレーザーで焼きます。

薬を使って治療:今後進行しそうな場合には、低用量ピルによる治療が行われます。半年までです。ピルを使って排卵を止め、進行を妨げます。

低用量ピル治療:女性ホルモンを抑えて閉経状態をつくり、子宮内膜症の発育を抑えます。しかし、骨粗しょう症になりやすくなるため、薬を使用できるのは半年までです。低用量ピルを使用する治療法もあります。

漢方薬療法:進行の軽いうちは、漢方を使って様子を見ることもあります。生理痛などの緩和、再発の予防にも利用されます。

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