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卵巣がん検診

卵巣癌(卵巣がん)30年前の2倍

卵巣がん
■卵巣上皮に発生
■排卵回数の増加、子宮内膜症の増加に関係あり
■40代以降に多い。高年齢になってもある
■前がん=不明
子宮内膜症の大きなチョコレートのう胞は2%がん化
■超音波検査で発見される

卵巣癌(卵巣がん)とは、卵巣にできる悪性の腫瘍のことです。卵巣は親指大の小さな臓器で、子宮の両脇にあります。
卵巣の腫瘍のうち、良性を「卵巣のう腫」、悪性を「卵巣癌(がん)」、その中間にあるのが、境界悪性(中間群:再発や転移が少ない卵巣癌(卵巣がん))です。

更年期以降に多い癌(がん)ですが、比較的若年者にも発生しやすく増加傾向ですが20~30代の女性に見つかるのはほとんど良性の「卵巣のう腫」です。

卵巣癌(卵巣がん)…更年期以降に多く、50代女性がピークですが、最近は30代女性で発症する人もいます。

卵巣がんの要因について

危険因子としては、遺伝、高齢出産、もしくは妊娠未経験者、肥満(動物性脂肪を過剰に摂る)、ピルの未使用、乳癌(乳がん)になったことがある、などです。
「家族性卵巣がん」という卵巣癌(卵巣がん)になる遺伝子を受け継いでいる家系があります。
祖母、母、姉妹、娘など自分に極めて近い血縁者に卵巣癌(卵巣がん)になった人が2人以上いればその可能性は高くなります。
又、排卵も原因と考えられています。
卵巣から卵が飛び出すことで卵巣が傷つくと、その傷を治そうと成長因子が分泌されます。それが長く繰り返されると細胞が異常増殖し癌化(がん化)されるのです。
従って妊娠、もしくは低用量ピルの服用で排卵を抑え、排卵の回数を減らすと卵巣癌(卵巣がん)の予防になります。
実際、出産の多い人は卵巣癌(卵巣がん)になりにくいです。
又、低用量ピルを飲んでいれば排卵しないので卵巣が傷つかないので卵巣癌(卵巣がん)の予防になります。5年以上飲むとかなり効果が上がり、3人以上出産していることと同じになります。
低用量ピルの副作用はほとんどありませんが、肥満や血圧の持病がある人は血栓症がごく稀に起こる場合もあるので医師と相談されてください。

卵巣がんの症状について

良性・悪性に関わらず、卵巣の腫瘍にはほとんど症状が表れないので初期で見つけるのは難しいです。従って、何か異常を感じて病院へ行った時には1/2以上の患者が既に他の臓器、部位への転移を起こしている3期~4期の状態です。癌(がん)が進行すると腹部の腫れ、膨満感、腹痛、頻尿感、しこりに触れるなどの自覚症状が表れ、膣出血も稀にあります。
又、卵巣癌(卵巣がん)は腹膜に種を撒くように癌細胞(がん細胞)が転移することが多いので腹水がたまりやすいです。

卵巣がん検査方法について

内診で卵巣の腫れやしこりを調べ、膣の中から超音波をあてる経膣超音波検査で腫瘍や大きさ、性状、腹水の有無をみます。

卵巣がんが疑われる場合について

悪性の可能性があれば、さらにCT、MRI、腫瘍マーカーも行いますが、腫瘍マーカーは初期の腫瘍には反応しにくく、また良性腫瘍にも認められることがあるのでこれだけでは判断できません。

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